ハウスメーカー

知名度・ブランド力に長けているのがハウスメーカーです。全国規模で事業を展開しているところが多く、ノウハウや実績があって信頼できる点が特徴です。一方、広告宣伝費がかかっているために工事単価が高く、ほかと比べて割高となる傾向にあります。

設計事務所

デザイン性が高く、内装や水回りを使いやすくなるように設計し直す能力に長けているのが設計事務所です。どちらかといえば、室内の設備や配管などをゼロから見直して刷新し、より快適な住まいにするリノベーション時に向いています。

プロのデザイナーを雇用している設計事務所も多く、工事費用は割高になりがちです。

リフォーム工事専門業者

トイレや水回りの設備交換から室内の大幅な工事まで、様々なリフォームを得意としているのがリフォーム工事専門業者です。地域密着型で事業を展開しているところが多いため、会社の評判を調べやすく、気軽に相談しやすいといった特徴があります。

工務店

住宅の新築からリフォームまで幅広く手がけているのが工務店です。地域密着型がほとんどですが、中には広いエリアで事業展開している工務店も存在します。室内の小さな工事から外壁の塗装、屋根の葺き替えまで大小様々なリフォームに対応できる点が魅力です。

広告宣伝費をかけていない工務店が多い分、工事費用は大手ハウスメーカーと比べて低価格で対応する会社が多いようです。

メリットその1：工務店は木造の建物が得意

工務店の大半は木造の建物を得意としています。木造住宅の間取りを変える、また耐震補強や断熱剤の追加工事などはお手のものです。

メリットその2：職人との直接の打ち合わせが可能

リノベーションには打ち合わせがつきものです。大手ハウスメーカーでは主に営業担当者との打ち合わせになることが多いですが、工務店の場合は打ち合わせに職人が同席することも珍しくありません。要望や悩みを職人に直接伝えることができるため、希望に近いリノベーションを実現してくれる可能性がより一層高まります。

メリットその3：ハウスメーカーや設計事務所と比べて低価格

工務店は宣伝広告費をかけていないところが多いため、ハウスメーカーや設計事務所と比べてお手頃な価格でリノベーション工事が可能です。リノベーションに際して、十分な品質を確保しつつも、なるべく費用を抑えたい方には工務店が向いているといえるでしょう。

メリットその4：地域密着型ならではの長い付き合い

地域密着型の事業は実際の利用者の評判が重要となり、それは工務店も同様です。施工前の打ち合わせからリノベーション後のアフターフォローまで、地域密着型の工務店はしっかりと向き合って対応するところがほとんどです。

また、設備が壊れるなどの問題があった場合でも、地域密着型の工務店ならすぐに駆けつけることが可能です。地元で安心できるお付き合いを重視するなら、地域密着型の工務店がよいでしょう。